理系の人にとっては、有名だと思うけれども
この度、この本を読んだ。
地動説VS天動説
から始まり、
天の川銀河以外にも銀河が多数あることのエドウィン・ハッブルによる観測、
宇宙は膨張しているというハッブルの法則、
そして、
ビッグバン仮説VS定常宇宙仮説
と
さまざまな科学的な対立と、
その解消がドラマティックに描かれている。
あとがきにも書かれていたけれども、
ビッグバンに関する本はすでに巷にあふれている中で、
サイモン・シンがどのようにビッグバンを扱うかが注目されるところだったと。
結果、この本はどうだったかというと、
ビッグバンド直球であった。
宇宙論に関する歴史を余すところなく、
王道中の王道で
真っ向から書き綴った本だった。
それは次の
「インフレーション理論」
という本を読んでわかるのだけれども。
おわり