6-7本株立ちしているスダジイだった。
胸高あたりで分岐していて、
両手でぐるりと掴めるくらいの径の、
折れはしないだろうというくらいの幹たちだった。
一番、太い幹にタイインして、
スナップロックをほかの幹にかけて、
引っ張るという算段である。
スナップ 幹 スナップ 幹 スナップ 幹。。
1。まずは、上にロープを投げて、水平にランヤードを取る。
そこで、上のメインロープを自分の主軸とするために、
一度、宙ぶらりんとなり、
落ち着くところを見極める。
そこでは身体を完全に脱力して、
どのように体が動くかを感覚として知る。
それから、ランヤードで赴きたい場所のほうへと、
移動するというクセをまず身に着けよう。
足はあまり使わない。
ほとんど接するだけ。
枝に体重をかけない。
まずはそこからなんだよな。
幹を切るとき、なるべく伐倒方向と垂直かつ、水平にポジショニングしたいわけだが、
それがあんまりうまくゆかない。
あってほしいところに、幹やら枝やらがないと、
どう体を保てばいいのかわからない。
要するに、
谷側に木が伸びているときに、
山側にポジショニングしたり、
等高線上にポジショニングしたりって、
どうやってやるのだろうか???
という話である。
そんなことは可能なのだろうか、という話である。
おわり
おわり