虚無感などとインターネットで検索すると、
ニーチェが出てきて、
消極的ニヒリズムとか、
積極的ニヒリズムとかいう言葉が出てくる。
既存の価値観が信じられなくなり、
右往左往してしまう状態と、
既存の価値観が崩壊したいま、
自分で新たな価値観を構築してゆこうとする状態のことである。
確かに、いろいろあって、
既存の価値観とは異なる価値体系なるものを信じて、
僕は生きているのかもしれない。
既存の価値観が崩したものの、
新たな価値観を手に入れられていない状態ではある。
仕事はしてはいるものの、
実家におんぶにだっこという感じは否めない。
そんな事態を許容しているのは、
僕の無気力みたいなものなのではないかと思うわけである。
考えすぎて、
エネルギーが出ていないみたいな節があるように思われる。
最近思い出すのは、
じっくりと時間をかけて数学をして、
ほんとに理解したって感じになったときの、
心地よい頭脳疲労とともにある淡い達成感や、
漫画を描き上げたときに感じた、
強めな達成感と喜び、
である。
何かしらこうやってゆきたいものだな、と思う。
時間もお金もあるのだから、
その間に、
なにか自分にとって、
小さくてもいいし、
大したことじゃなくてもいいし、
時間がかかってもいいし、
効率が悪くてもいいから、
何かにじっくりと向き合いたいという気持ちがそういえばずっとある。
疑うことよりも失敗することを重視しよう。
おわり